よくあるご質問

治療前FAQ
はり・きゅう・指圧・マッサージは、なんで効くんですか?
いわゆるコリなどの血流が悪い場所を施術することで筋肉が緩んで血管が拡がって新しい酸素と血液が運ばれるからです。血液の循環が改善されて筋肉のコリが取れると酸素不足や栄養不足になっていた筋肉、神経などがストレスから解放されるので筋肉の痛み、神経痛、自律神経の乱れが改善がされます。東洋医学では通じれば痛まず、通じなければ痛むという言葉があります。川の流れと一緒で流れていれば水は濁りませんが滞れば濁ってしまいます。ですから気血の流れをスムーズにしてあげることが治療になるのです。
はりって痛いんじゃないの?
はりには刺した時に、ズシーンとした重だるい感じやズキーンとした『得気』や『響き』と言われる感覚があります。はり治療において、この感覚は体の悪い場所に当たっていることを意味しています。つまり、あなたがこの感覚を感じたら「おっ、いいところに当ててくれたんだな」と思って喜んで下さって構いません。しかし、この感覚が痛い、ツライとおっしゃる方には無理に刺すことはしませんので遠慮なくおっしゃってください。初回は患者さんの筋肉が特に硬いと思われるので、この感覚が強く感じると思われますが、筋肉が緩んでくるとこの感覚も弱くなってきますので改善しているかどうかの目安にもなります。
指圧やマッサージは痛くないの?
当院の指圧・マッサージ治療はグイグイと強く押しません。なぜなら、強く押すと体の防御作用が働いて筋肉が緩みません。例えば、皮膚を強くこするとタコができてしまうことと同じことなのです。強く押された方が治る、効くのではないか、と思う方が多いですが実は体にはストレスなのです。指圧の世界では『快圧』といわれている、あなたに対してちょうどいい、心地よい、という程度の圧で押していきますので、ご安心ください。
指圧・マッサージ治療と浪越式全身指圧は何が違うの?
指圧・マッサージ治療は、その疾患に関わっている筋肉や腱などにアプローチするのに対して、浪越式全身指圧は1つの部位だけでなく全身を指圧し体のバランスを調和させる目的で行う治療となります。例えば、五十肩ですと指圧・マッサージ治療が適しており、全身の疲労、倦怠感、不調、自律神経の乱れ、などであれば浪越式全身指圧が適していると思います。ご相談ください。
どのくらいのペースで治療した方がいいの?
一般的には痛みや症状が強いときには、週に2回(中3日)をオススメしております。なぜ中3日かと言うと、はりを刺した後のコリから疲労物質や老廃物が流れでて筋肉痛のような症状が3日間程度継続する可能性があるからです。その感覚がなくなったら受け時です。そして痛みが和らいできたら週に1回、10日に1回と徐々に間隔を空けていって下さればよいと思います。痛みがとても強いときは最低週に1度は治療しないと、また元の状態に戻ってしまうと思います。また生活習慣を改めていただくことにより治療により柔らかくなった筋肉をキープすることができるので治療効果が高まるうえに、治療にかかる費用を減らすことができるので、一石二鳥です。痛む場所がなく健康の維持・増進・病気の予防など体の定期的なメンテナンスであれば2~4週間に1度程度をオススメしております。
何回来たら治るの?
疾患の種類や深さ、状態の悪さにもよりますが、1回の治療で変化のない方は平均3回~10回くらいかかることが多いです。疾患によってはもっとかかるものもありますが、何回か治療して痛みに変化がなかったり効果がなければ違う治療方法を試したり、患者さんに日常生活で負担のかかっている悪い生活習慣をシッカリ改めてもらいます。ですが、一般的に筋肉が悪さをしている疾患は比較的治りやすく数回で改善、半減などの変化は必ずあるはずです。しかし骨や組織が変形していたり、物理的に神経を圧迫している、といった疾患については痛みを緩和したりコントロールすることはできても完全に治すことは難しいかもしれません。ご相談ください。
保険はききますか?
当院の施術に医療保険は適用されません。
現在の日本の医療制度では当院のような治療内容の施術は自由診療となっています。予めご了承ください。
どんな服装で行けばいいの?
はり治療では、女性のみ患者着(はりを刺す場所をマジックテープで開けられる服)をご用意させていただいております。
指圧・マッサージ治療は基本的に服の上から行いますので傷みやすい服装はご遠慮ください。スカートは不向きだと思います。Tシャツやジャージ等をご持参の方が多いです。いずれも院内でお着替え可能です。
妊娠しているんですが、治療は受けてもいいの?
妊娠中は流産の可能性もございますので治療はお断りさせていただいております。ただ、医師による治療の許可がある場合は、刺激量を減らした優しい治療をさせていただきます。ご相談ください。
疾患に対する相談や要望を聞いてもらえますか?
当院には様々な疾患をお持ちの方が来院されます。ご来院いただいた際は、まず状態をお伺いし、治療の適不適かどうかを判断し、その上で施術を行います。もちろん秘密は厳守いたします。
治療後FAQ
はり治療の後にお風呂は入っていいの?
ごゆっくりお入りください。
治療後にやっちゃいけないことはありますか?
体を冷やす、運動する、お酒を飲むの3つです。体を冷やすことで折角よくなった血流が再び悪くなります。キチンと保温しましょう。運動は、せっかく緩めた筋肉を再び収縮させて硬まらせてしまいますので、その日くらいは筋肉君を休ませてあげましょう。お酒は血管が一時的に拡がって血行がよくなりますがその後、冷えてしまい血管が収縮してしまうのでよくありません。治療した日は休肝日か少な目にしてください。ですが水分補給は大切です。これら3つを守っていただくと治療効果がアップします。ご自身のお体なので、実行してみてはいかがでしょうか。
治療後に眠くなったり、だるくなったり、疲れたり、筋肉痛みたいな痛みがでたり、はりが刺さっている・残っている感覚があるんだけど変なところに刺してないよね?
はり・きゅう・指圧・マッサージ治療の全てにおけるものなのですが、筋肉のコリが取れることでコリの部分にあった疲労物質や発痛物質が流れ出ます。それらは改善され流れのよい血流により全身に運ばれますから、そういった症状が起こるわけです。治療後2~3時間も眠っていただければ治療効果も高まるうえに症状も改善されます。筋肉痛のような痛みは数日続くこともありますが、ご心配いりません。この痛みや違和感は治る前段階として起こる好転反応と呼ばれる現象なのです。しかし、筋肉の痛みや張り感がすごく残って心配でしたら再度治療をすればシッカリと改善されますので来院ください。
施術後にかえって痛みが増したんだけど変なところに刺してないよね?
痛みには段階があり①痛くない②筋肉が硬くなり血流が滞る③硬くなった筋肉が神経を圧迫して痛みを出す④神経があまりにも圧迫されて感覚がなくなるの4段階に分類されます。そして治るときは、この逆の順序をたどります。つまり④の方は悪すぎて感覚がないのですが改善されることにより、痛みが出現することになるのです。もちろん治療を続ければ改善されますが悪いだけに時間がかかることもございます。
青あざがや鍼の刺した場所に痕や膨らみができているんですけど大丈夫ですかね?
はり治療は、どうしても物理的にはりを刺すため内出血が起こったり刺したところに痕や膨らみが残ることがあります。数日~2週間程度で消えますのでご心配なさらないでください。