こんにちは!!
BJ治療院の川村です(^^)v
相変わらず新型コロナウイルスが蔓延中ですし、マスクにティッシュ、トイレットペーパーが不足していますね・・・
こまめに水を飲んで喉を潤して菌が繁殖しないようにしましょう!!
ちなみに病原菌を飲み込んでも胃酸で殺すことができるので、ご安心ください( ˘ω˘ )
さて今回の話は、鍼の治療を受けた事のある方ならご存じの方も多いと思いますが、鍼を刺したところに電気を流して筋肉をピコピコ動かす治療についてです。
我々の業界ではパルス治療と言われていまして、効果としましては刺激を与えることによって脳からエンドルフィンという麻酔物質を発生させて一時的に痛みを緩和させる効果があります。
痛みを緩和させる物質が出るなら絶対にやらない手はないよね!?ピコピコ筋肉が動いて気持ちがいいし、鍼をシッカリしてもらってる感覚もあるし、と思う方も多いと思いますがBJ治療院的には注意点が3つあります。
①本来は鍼をすることで筋肉を緩めたいのにも関わらず、電気を流す事でかえって筋肉を収縮させてしまっていること。
②パルスの麻酔効果で、本当に痛みが取れているかどうか分からないこと。
③この麻酔による対症療法を長く続けることにより筋肉が萎縮してしまい、そのあと電気を流さない治療に切り替えても筋肉が委縮しきっているため治るのにかなりの時間がかかってしまうこと。
ちなみに上記の理由からBJ治療院では、このパルスを使いません。
しかし、悪い事ばかりではなく神経麻痺がある患者さんには電気を流すことで神経を活性化させるなど利点もあります。
私の知る限りでも多くの治療院で使われているので、電気を流すことが普通になっている治療者や患者さんも多いと思いますが、こういった点もあると知っていただきたいですね。
もちろん、この治療法で一時的にではなく完全に根治されたなら良いのですが、『鍼なんて一時的にしか効かないね』とか言われてしまうと我々の業界的にも信頼を失い、よろしくないので書かせていただきました。
この考えは、私の勉強してきた理論なので様々な意見はあると思いますが、最近は鍼による麻酔効果に頼る治療者が多いです。
そして患者さんは通っても完治しないので、当院やその他の治療院に行きますが、その時には③で述べたように筋肉が萎縮しきっているので治るのに時間がかかってしまうような状況になっているので、かわいそうに思います。
きっと様々な目的で電気を流している治療者がいると思いますが、私の知る限りでは、ただパルスを流せばいいと思っている人、より筋肉が緩むと思っている人、良い効果のみで弊害がある事を知らない人、一時の麻酔効果に走る人、患者さんに言われて流す人、などがあります。
ですから、どんな状況で使うことが良い効果を出すのかをキチンと勉強してから使って欲しいと思うばかりです。
そうしなければ我々の業界にはもちろん、一番かわいそうなのは患者さんだからです。
今回は整骨院や治療院に良くありがちでポピュラーに見えるものも注意が必要な事もあるという話でした。
『えーーー!?わたし電気流してもらってます・・・』という方もいると思いますが、症状がシッカリと取れているのであれば問題ないですし、
『治らないのは電気流してもらっているからかーー!!(# ゚Д゚)』というだけではなく、痛みというのは仕事であったり姿勢であったり沢山の要素から引き起こされているので鍼の電気のせいだ!!とは思わないでください( ^^) _旦
治療をしているにも関わらず治らない要素の1つである可能性がある!という程度として考えてください(;^_^A
と言う訳で以上となります。
整形外科や治療院に行っても、なかなか改善されずお困りの方はBJ治療院に行かなくっちゃー(^o^)丿